不動明王の心で、迷える子羊を先導致す！
皆の衆!
爺が各記事によく不動明王様のお写真を
貼っておるのに気付いておるかのう?
今までも何度も申しておるが、
「悪をも抱き参らせる」を人間次元で捉えると
逆に闇の誘導にはまることになるのう。
13次元から下られ、あのような憤怒のお姿を
お取りになられておるのか。
救い難い難伏の者を救わんがために
あえて憤怒の相をとられ、全ての衆生を救い上げるまでは
けして動かぬとの意思で金剛石に座しておられるでのう!
怖いけど優しい、優しいけど怖い。
お不動様を見て怖い怖いと避けるような者は、
その上っ面しか見ておらんということじゃな。
お不動様のお顔は、我子を見守る父親との慈しみ、
外面は厳しくとも、内心では慈しむ父親の愛の姿の現われじゃのう。
人に対しても同じことがいえるでのう。
ただ「見ている」だけでは、何の理解もできぬもの。
まずは、その人が今どのような立場にあるのか、
どのような想いでいるのか、相手の立ち位置に立って見る。
それが、人を見るから視るへと、
人を看ることじゃと思うのぞ。
水が必ず上から下へ流るるように、
器を選ばぬように、
水のこころとなりてさらさらと相手の心に収まってみるのぞ。
さすれば、必ずや観えてくるなにかがあるじゃろう。
見る、視る。
相手の心を看るへと。
自身にとって愛しい者を看る気持ちを少しずつ、少しずつ拡げてゆくこと。
大地母神様であられる豊雲野大神様の大きな慈しみと
大愛のお心と通じると思うのぞ。
みろくの世は、何もかもが明け透けの世じゃからのう。
黙っておっても見え透くで、 他者を貶め蹴落とさんとする者、
我利の為には手段を選ばぬ者、
自分にとって邪魔な人間に噛み付いては攻撃している者、
恥ずかしゅうて、居られんようになるでのう!
人と人と、この星と、皆で手を取りおうて、
調和して仲良く暮らすために為さねばならぬことがあるでのう。
思いやり、慈しみ、労わり、自分自身を見返る心。
それらを無くしてしもうては、神の子として恥ずかしいぞ。
人間は動物の子でなく、神の子じゃから
本能のまま感情のままの言動行動を繰り返しておっては、
神の子としてのその神性が曇りゆく一方じゃ。
気づいた者から、今のうちに改心結構じゃのう。
この爺も日々、 「振り返る」 「身変える」 「蘇る」 の三返る、
実践しておるでのう!
皆の衆!不動真言はそらで言えるようになったかのう?
霊界が無くなり、霊がこの世に溢れ出ておるのじゃから、
お不動様の紅蓮の炎で護ってもらいなされよ!
遠慮は無用じゃ! そのためにあえてやんごとなき世界から
我々に一番近い次元まで降りてきてくださったのじゃからのう!
特に、何でもかんでも受信しがちな巫女タイプの者、
見える聞こえるタイプの者、セキュリティソフトを 入れておらん
パソコンと同じじゃのう!
お不動さまの紅蓮の炎はファイアウォールと同じじゃでな。
そらで言えるようになっておきなされよ!
今日は聖不動経を学んでみるとするかのう!
一句一句丁寧に意味を噛み締めながら詠んでみると、
お不動さまのお気持ちとその尊いお働きがよくわかるでのう!
仏(ぶっ)説(せつ)聖(しょう)不(ふ)動(どう)経(きょう)
爾(そ)の時(とき)に大(だい)会(え)に一(ひと)りの明(みょう)王(おう)います。
是(こ)の大(だい)明(みょう)王(おう)は大(だい)威(い)力(りき)あり。
大(だい)悲(ひ)の徳(とく)の故(ゆえ)に。
青(しょう)黒(こく)の形(かたち)を現(げん)じ。
大(だい)定(じょう)の徳(とく)の故(ゆえ)に。
金(こん)剛(ごう)石(せき)に坐(ざ)し。
大(だい)智(ち)慧(え)の故(ゆえ)に。
大(だい)火(か)焔(えん)を現(げん)じ給(たま)う。
大(だい)智(ち)の剣(けん)を執(と)っては。
貪(とん)。
瞋(じん)。
癡(ち)を害(がい)し。
三(さん)昧(まい)の索(なわ)を持(じ)して。
難(なん)伏(ぶく)の者(もの)を縛(ばく)す。
無(む)相(そう)の法(ほっ)身(しん)。
虚(こ)空(くう)同(どう)体(たい)なれば。
其(その)住(じゅう)所(しょ)もなし。
但(ただ)。
衆(しゅ)生(じょう)心(しん)想(そう)の中(うち)に住(じゅう)し給(たま)う。
衆(しゅ)生(じょう)の意(い)想(そう)。
各(かく)各(かく)不(ふ)同(どう)なれば。
衆(しゅ)生(じょう)の意(こころ)に隨(したが)いて。
利(り)益(やく)を作(な)し。
所(しょ)求(ぐ)圓(えん)満(まん)す。
爾(そ)の時(とき)に大(だい)會(え)。
是(こ)の経(きょう)を説(と)き給(たま)うを聞(き)き。
皆(みな)大(おお)いに歓(かん)喜(ぎ)して。
信(しん)受(じゅ)し奉(ぶ)行(ぎょう)しき。
