時空を超えるのは難儀じゃのう!
皆の衆!
ミロクの世に渡るにはのう!
これよりまだまだ難儀通り越さなならんぞ!
大神様のおZしゃること、よう聞きなされや!
時空もすべて越えてゆく。
未だそなたの概念で思いて描くことできぬ、
新たな御世(みよ)とするのぞよ。
薄紅色の空の果て、
神々ともに降臨し、
この地上界に降り立ちて、
人をいだける時がくる。
美し麗し世界ぞよ。
人々、生命(いのち)輝きて、
まことの光をその内に、放ちてまわりは花となる。
花のかぐわし香り立ち、
この世はまさに、天上の世界をうつした様となる。
その日が来るまで、難儀なのう。
難儀な時間をくぐりぬけ、多くの人々連れてゆく。
連れてゆきたい神なれど、
連れてゆけぬは人のせい。
人の心が汚れては、
連れてゆきたし、道はなし。