寝てばかりでも神の御用を務めたり!


皆の衆!

もう春も過ぎたのに眠たくてしょうがないという

兆候はででおらんかの?

それはただのグータラではないケースもあるぞ!

聖師の言葉から見てみようかのう!


神の国」「身魂の三種」より



神諭に神に引き取る身魂と、

霊魂として働かすものと、

肉体として御用に使ふ身魂とがあると出て居るが、

肉体は何もせずぶらぶらして居ても

霊で盛んに活動して居る人がある。

又肉体は如何にも忙がしそうに働いて居ても、

霊としては一向活動して居ない人もある。

霊で活動して居る時に肉体が現界で使はれてゐると、

神様の方では使ひにくくって困られる。

そういふ人は肉体としては遊んで居って呉れる方が、

却って御用が出来る事になる。

私(出口王仁三郎)は霊界で大層仕事があるのに、

現界で此通り沢山の仕事をせねばならぬので忙しい、

食事をする暇もない。

遊んで居るとよいのだけれど、

遊ぶ閑が少しもないのだから困る。

或時頭がぼーとして、

仕事が何も出来ないので

遊んで居た事があるが、

其事を教祖(出口なお)さんに申上ると

「結構どす、大した御用が出来ております」と申された。

其時はよい加減な気休めを

云ふて居られるのだと思って居たが、

今では成程と思ふ。

神に引き取る身魂とあるのが、国替をさせられる身魂である。
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